Pythonの対話モードについて
今回は「Pythonの対話モードについて」です!!
まずはコマンドプロンプトを起動するために、[wnidow]キーを押しながら[R]キーを押します。すると「ファイル名を指定して実行」というダイアログが表示されるので、「cmd」と入力して
[Enterキー]を押します。
すると、コマンドプロンプトが起動されます。
コマンドプロントに「python3」と入力して[Enter]を押すと、REPL(入力欄に式や文を一行入力すると、結果を返し、再び入力可能になるもの。)が始まります。最後の行に「>>>」と表示されたら成功です!
できない場合はMicrosoft Store からインストールするとうまくいく場合があります。
REPLを終了させるには「quit()」と入力するか、コマンドプロントを終了させる方法があります。
REPLを電卓として使ってみよう
先ほどの「>>>」に続いて 「3+5」と入力して「Enter」キーを押してみましょう。
コード
>>>3 + 5
8
「8」という答えが返ってきたと思います。
何度か好きな数字でやってみてください。
足し算 プラス 「+」
引き算 マイナス 「-」
掛け算 アスタリスク 「*」
割り算 スラッシュ 「/」
割り算のあまり パーセント 「%」
を使います。
では足し算と掛け算を同時に実行するとどうなるでしょう。
コード
>>>2 + 3 * 4
14
「14」という答えが出ましたね。
足し算よりも掛け算が優先されたことに気づいたでしょうか。
もし、2 + 3を優先させたければ、丸かっこ()を使い計算の優先順位を変えることができます!
コード
>>>( 2 + 3 ) * 4
20
>>>( 3 + ( 3 * 4 ) ) / 5
3.0
計算式について、いちいちスペースを入れて見やすくしていますが面倒だったら空けなくても結構です。
なぜ計算結果が3.0?
割り算の結果が5.0とか3.0に表示されていますね。実はPythonでは、整数と実数を異なるデータ型として扱います。3は整数型(int)ですが、3.0は実数の型であることを示しています。
ここでは、Pythonを対話的に実行できるREPLの簡単な使い方についてまとめてみました。次回は「Pythonの開発環境について」です!!